オーガニックコットンTシャツが選ばれる理由
Tシャツは、日常の中で最も身近な衣服のひとつでありながら、ブランドの理念や世界観を最もストレートに伝えられるアイテムでもあります。
その中でも、オーガニックコットンを使用したTシャツは、「誠実さ」や「責任感」などのブランドのものづくりへの姿勢を象徴するプロダクトとして、近年多くのブランドに選ばれています。
オーガニックコットンについて
オーガニックコットンは、農薬や化学肥料を使わず、自然のサイクルに沿って栽培された綿花を原料にしています。さらに、化学薬品を使わない生産は、農地や水質の汚染を防ぎ、生産者の健康や地域環境の保全にもつながります。
着心地だけでなく、こうしたものづくりの姿勢が、着る人の心地よさにも繋がっているのが、オーガニックコットンが選ばれる理由の一つだと思います。
【参考】オーガニックコットンOEMの基礎知識|GOTS認証と素材選びのポイント
印刷(プリント)方法の種類と違いについて
プリントTシャツのプリント方法には主に3つの種類があります。
① シルクスクリーン印刷
版を使ってインクを押し出すもっとも一般的な方法。発色が鮮やかで、TシャツOEMでも定番です。
・耐久性が高く、大量生産に向く
・厚盛り・グラデーション表現が可能
・版作成が必要(小ロットは割高)
② インクジェット印刷(DTGプリント)
デジタル印刷方式で、版を使わず直接インクを吹きつけます。フルカラー表現が得意で、写真やグラデーションにも対応。
・版不要で小ロット生産に最適
・生地の柔らかさを損なわない
・インクは水性タイプで環境にやさしい
③ 転写プリント・水性インク
ロゴやワンポイントに適した方法で、熱転写フィルム×水性インクを組み合わせたサステナブル仕様も可能です。PETフィルムをリサイクル素材に置き換え、環境負荷を軽減しています。
当社では、作りたいTシャツに合わせてプリント方法をご提案させていただきます。
オリジナルTシャツOEMの基本フロー
OEM(Original Equipment Manufacturing)は、自社ブランドの企画に基づき、製造を専門の工場に委託する仕組みです。
TシャツOEMの流れはシンプルですが、各工程にブランド価値を決める重要な判断ポイントがあります。
① 企画・仕様決定
まずは、ターゲット・用途・希望価格帯を明確にします。
「販促用のTシャツ」なのか「販売用ブランドTシャツ」なのかなど、目的により、素材・厚み・仕様が変わります。
② サンプル製作
プリント・縫製・サイズ感などを確認しながら、修正を重ねることが理想の形に近づけていきます。
③ 量産・納品
量産前には最終サンプルを共有し、製造ミスを防ぎます。
素材・生地選びのポイント
オリジナルTシャツの印象を決める最大の要素が「生地」です。
生地の厚み(oz)と風合い
Tシャツ生地は“オンス(oz)”で厚みを表します。
・4.0〜5.0oz:軽くて柔らかい、春夏向け
・5.6〜6.2oz:標準的な厚み、最も人気
・7.0oz〜:しっかりした高級感、秋冬向け
縫製仕様とサイズ設計
Tシャツは一見シンプルですが、肩幅・袖丈・リブ幅などの微妙な違いで印象が大きく変わります。
OEMでは、「パターン(型紙)」と「縫製仕様書」を共有し、ブランドの理想的なシルエットを再現します。
小ロットOEMでできること
かつてTシャツのOEMは“大量生産”が前提でした。
しかし今では、柔軟な生産体制を持つOEM企業と組めば、100枚以下の小ロット生産も可能です。
最小ロットと柔軟な発注体制
当社では、初回のテスト販売やイベント用の限定Tシャツなど、「まずは小規模で始めたい」というご要望にも対応しています。
サンプル費用・生地手配・印刷データ制作も含めて、ワンストップでのOEM支援が可能です。
コストを抑える工夫
小ロットでは1枚あたりの単価が上がりやすいため、
・共通ボディの活用
・複数デザインを同生地でまとめ発注
・染色ロットの共有
などの方法でコスト最適化を図っていきます。
Sunday Morning FactoryのOEMサポート体制
当社では、素材調達から納品まで一貫した管理体制を整えています。
・GOTS認証・OEKO-TEX認証素材の取り扱い
・染色・プリント・パッケージの一体対応
・サンプル・量産の進行管理と品質保証