[ OEM JOURNAL ]

エシカルOEMでできるプロダクト例|Tシャツ・バッグ・ユニフォーム

「エシカルOEM」とは、環境・人・社会に配慮したOEM生産のあり方を指します。
単にエコ素材を使うことではなく、原料の選定から生産背景、流通、さらにその製品を使う人の体験に至るまで、やさしさが循環していく仕組み全体をデザインするものづくりのことです。

たとえば、オーガニックコットンを使ってTシャツを作るだけではなく、その綿花がどんな土地で、どんな人の手によって育てられたのか。縫製を担う工場がどんな環境基準を守っているのか。そしてその製品が誰の心を温め、どんな未来に繋がるのか。

【参考】エシカルファッションOEMとは?

エシカルOEMで作れる主なプロダクトカテゴリー

エシカルOEMの魅力は、ファッションの枠を越えて多様な製品に展開できる点です。衣類だけでなく、暮らしに寄り添う雑貨やユニフォームなど、ブランドや企業の理念を日常のかたちとして表現することができます。

① オーガニックコットンTシャツ

最も代表的なエシカルプロダクト。GOTS認証のオーガニックコットンを使用し、肌にも環境にもやさしいTシャツをOEM生産します。柔らかい風合いと通気性を持ちながら、ブランドの個性を生かしたプリントや刺繍も可能です。用途は幅広く、

・ブランドの定番Tシャツ
・イベントやチームウェア
・企業ユニフォーム

など、“着ることで理念を伝える”プロダクトとして多くの企業やブランドが採用しています。

【参考】オーガニックコットンでつくるオリジナルプリントTシャツ

② サステナブルトートバッグ

「日常の中で使うエシカルプロダクト」として人気が高いのがトートバッグ。
素材にはオーガニックコットン、リサイクルキャンバス、リサイクルPET糸などを使用し、環境に配慮しながらも高いデザイン性を両立します。
企業ノベルティやセレクトショップ向け商品など、“ブランドストーリーを持つバッグ”として展開できます。

③ エシカルユニフォーム・ワークウェア

企業の理念を“着る”という形で表現するのがユニフォームOEMです。
近年では、ホテル・カフェ・教育・医療・公共施設などでも、「環境にやさしい制服」「サステナブルなワークウェア」への切り替えが進んでいます。素材の選定だけでなく、長く使える設計・補修対応・再利用まで含めた循環型のユニフォームが注目されています。
企業ブランディングの一部として、エシカルな制服を導入する動きは確実に増えています。

④ 雑貨・ファブリック製品

エシカルな考え方は、衣服以外にも広がっています。ハンカチ・クロス・ポーチ・タオル・エプロン・ベッドリネンなど、“触れるたびに心地よい”ライフスタイルアイテムも人気です。
同素材でシリーズ展開することで、ブランド全体の世界観を統一することもできます。「使う人の手の中で長く愛されるプロダクト」を目指したOEMが可能です。

素材・加工の選択肢 

素材カテゴリ特徴主な用途
オーガニックコットン農薬を使わず栽培。ふんわり柔らかく、肌にやさしいTシャツ・ベビー服・タオル
リサイクルコットン生地端切れや古着を再利用。廃棄削減に貢献バッグ・小物・雑貨
再生ポリエステル(リサイクルPET)ペットボトルなどを再利用。耐久性と軽さが特徴ユニフォーム・アウター
リヨセル/テンセル™木材パルプ由来の再生繊維。しなやかで高級感ありシャツ・ブラウス・ワンピース
バンブーレーヨン竹由来。吸湿性・抗菌性に優れ、快適な肌触りアンダーウェア・寝具

また、加工工程でもエシカルな工夫が求められます。
水やエネルギーの使用量を抑えた染色方法、化学薬品の削減、再利用可能な包装資材の導入など、“つくる過程のサステナブル化”こそがエシカルOEMの本質です。

まとめ|環境とブランド価値を両立する“新しいものづくり”

エシカルOEMは、一過性のトレンドではなく、これからの時代のものづくりの基準です。
環境に配慮しながら、美しく、快適で、誇りを持てる製品をつくる。その姿勢が、ブランドの信頼と共感を育てていくと思います。

Sunday Morning Factory のエシカルOEM体制

当社では、創業以来「人にも地球にもやさしいものづくり」を企業理念に掲げ、オーガニックコットン・再生繊維など、サステナブル素材を積極的に採用しています。
さらに、GOTS・GRS・OEKO-TEXなど国際的認証工場との協働体制を確立し、素材調達から縫製、品質検査、出荷まで一貫して管理しています。

オーガニック素材・リサイクル素材を使用したエシカルOEMについてのご相談は、お気軽にお問い合わせください。
ブランドの想いを丁寧にヒアリングし、最適な素材・生産方法をご提案いたします。

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