こんにちは。Sunday Morning Factory 代表の中村です。
先日、一年ぶりのバングデシュラの出張にいってきました。
毎年、工場に行くたびに仲間の成長を感じるのですが、
今回も、とてもドラマティックな成長を見せた仲間がいました。
名前はラキ。入社当時彼は１８歳。
お父さんが働くことができず、代わりに家族を支えるために働く場所を探していた彼を、
工場の仲間が連れてきました。
ただ、当時はまだ立ち上げたばかりで、仕事もなく、
ラキはミシンも使えなかったので、工場の警備をしてもらうことにしました。
昼は工場の門番をし、夜は工場で寝泊まり。
空いている時間に、ラキはミシンの練習を少しずつ始めました。
それから７年。彼はサンプルチームにまで昇格し、
今年はなんとＣＡＤまで使えるようになっていました。
そして、今年ついにマネジメントメンバーのミーティングにも彼の姿が。
まだ入社当時はあどけなさが残っていたラキが、
今こうして、堂々とした表情で、会議に参加する姿を見て、
なんだかとてもこみあげるものを感じました。
他にも、名前をあげればきりがないほど、
この一年で成長し昇格していた仲間がたくさん。
現場たたき上げで成長してきたリーダーたちは、
みな本当に思いやりに溢れています。
そして、思いやりに溢れ、良いリーダーが育っている私たちの工場は、
いつも明るい笑顔にあふれています。
今年、リーダーのタンビルは、工場の壁に絵を書きました。
「第２の家」
いい仲間が集まり、本当にいい工場になってきています。
一年後、今度は誰がどんな成長をしているのか、
今からとても楽しみです。
私たちも工場のみんなに負けない努力をし、
もっと大きな第2の家をみんなと一緒に作っていきたいと思います。
